症例報告

股関節痛　歳のせいで諦めるしかないと言われた８７歳の女性。

■主訴

左股関節の痛み

長年（１０年以上）続く股関節の痛み歩行時に付け根に痛みが出る。
整形外科に行ってレントゲンや検査をするも特に異常なしと言われる。

「歳のせいだから仕方ない」ということを言われ電気とマッサージを受けに通院。
娘さんの肩の症状が改善されたことで紹介されて来院される。

■検査

全身の検査で体の動きを確認。
左の骨盤周りと左肩の動きの悪さを確認。
これにより左側の循環不良を確認。

体も左側に傾きながら歩いているのが分かる。
筋肉では左の股関節周り　　左の臀筋、ハムストリングの緊張

左の腸腰筋の緊張により前傾姿勢になっているのが分かった。

また内蔵で言うと胃の疲労を感知。

■調整

初回

全身の循環を筋膜を使って調整。体の動きが良くなるのと
同時に前かがみの姿勢が少し改善。

３回目　左の傾きが変わり始める　高齢なので体力を落とさないように
反応を見ながら施術する。

４回目　施術後には痛みがだいぶ消失するが、数日でまた痛みが戻るようになる

８回目～１０回目

痛みの消失がだいぶ安定して来る。筋膜と同時に内臓（胃）の調整も同時に行う

１５回

足や股関節周りの関節も直接アプローチする。それにより歩き方も安定してくる。

■現在

週１ペースで現在も通院
もう以前の股関節痛は無く、日常の腰痛のケアなどに娘さんと通院。

年齢のせいにされる事は多いですが、実際には骨などの磨り減りがあっても
痛み自体は改善する例は沢山あります。

諦めないでぜひ一度　ご来院ください。