中学生ぐらいからＯ脚で悩む２０代女性
気がついたら最近酷くなってきたような気がするとのこと。
指３本ぐらい両膝の間が離れている

筋トレなどをしたがあまり効果がなく
整骨院で足をほぐしたりして調整するもあまり変化がなかったので来院

 

検査

まず右足の足関節の動きが悪く、外にあしが持っていかれている
中足骨も硬くきちんと指が着けていないのが見て取れた
足の外側の筋肉の張りが強く

ひ骨が右側が外方前方へ左が上方へ変位していた。
骨盤は左の動きが悪く
右の股関節も内側の動きが悪いのが見て取れた。

 

 

初診

土台作りとして全身のゆがみをとって行く

筋膜を利用して骨盤と背骨の動きをつけた。

１回目は足の骨はそれほど触らず体の反応をみることにした。

 

 

２診目

負担になる反応が出なかったので直接間接の動きもつけていった。
膝自体も左足が外側にねじれていたがこれは膝よりも
足首周りと胃腸の反射もかかっていたのでこれを良くした。

写真で開きはまだそこまで変わらないものの
膝周りのねじれが真っ直ぐになっていた。

 

３診目

足関節を中心に、膝やひ骨も見ていく
内臓の状態もだいぶ落ち着いてよい状態

 

 

４診目

ひ骨が安定してきたため寝ている状態の足は真っ直ぐになってきたが
立位だと開くため足関節がまだ原因になっている部分があるように思えた。
この時点で指２本分ぐらいに開きはなっていた。

 

 

５診目

膝の屈曲をとるため、足に錘を乗せて可伸展ぎみに調整する。
膝から上がだいぶまっすぐになり、膝下もさらに半指ほど縮まった。

 

６診目

下腿や臀部を調整後、また錘で足を閉めた。今回もだいぶ施術後はよくなり
あと１本半ほどまでには変化した。
この日は消化器系の力がおちていたのでそこを中心にアプローチした。

 

 

現在

８診目

だいぶ関節が安定してきたが、古い部分は戻りやすいので現在も継続的に施術中。
足はあと１本から１本半分ほどまでに縮まる。

 

Ｏ脚は膝周りだけでなく、足首から下の歩き方や、内臓
足の骨の変位などひとによって様々な要因があります。
単に足をしばるだけでは変化しても戻るのはそこにあります。
原因を一つずつ見つけて総合的に施術するのが綺麗な足になる早道になります。