症例報告

ずっと繰り返す右の背中の痛みを抱えた５０代男性。

◆主訴

右の肩甲骨周辺の痛み

１０年程前から繰り返す背部痛。マッサージなどに行くと一時的には治まるが
また数カ月経つと痛みと違和感が出てくる。

仕事はデスクワーク。長距離運転することも多い。
稼働痛は無いが鈍痛がありスッキリしない。

◆検査

まず全身の機能検査で体液の循環が滞っていないか調べました。
骨盤や腰回りはそれほど動きの悪さは見当たらなかったが
右肩甲骨と右腕の挙上でこわばりが出てくる。
首の動きと手首の関節の引っかかりもありました。

運転とパソコンによる右腕の貼りと肝臓の疲れが見られました。

◆調整

筋膜の歪みを取って、体の循環を全体的に良くしました。
これだけで右肩甲骨と腕の上がりはだいぶ改善しました。

様子を見たかったので初回はこれで帰宅していただき、２回目は着た時点で腕が上がるまでは回復していました。
自覚的には少し楽な感じがするとのことでした。
２回目も体循環を良くする施術に加えて前回やっていなかった右腕回りの施術をしました。
加えて肝臓周りの施術とエネルギー治療。

５回目ぐらいには日常でも疲れにくくなって、長距離運転も前ほど苦にならなくなって来たとの報告。

◆現在

現在１０回ほど来院されていますが、今のところ右背中の状態は良好。
パソコンや運転で右腕の疲労に加えて、肝臓の疲労が引き金になって出ていた模様。

このように肩こりや背中の痛みの原因が姿勢だけでなく内側から来ることも多々あります。
なかなか改善されない場合はぜひ一度ご相談ください。