長年治らない腰痛の原因が・・
症例報告
長年治らない慢性腰痛 52歳男性。
■主訴
10年続く腰の痛み。朝起き掛けの痛みと、長時間腰をかけていることで出てくる。
鈍痛がある。整形外科で電気治療をするも変化せず、しっぷで様子をみている。
■検査
腰を中心に検査。右の骨盤の動きが硬いのが分かる。腰以外も肩甲骨の右側のこわばりがあり、右手が上がり辛い状態。
関節の検査で右手首の動きの悪さ。ここまで右の負担が大きいことが分かるが
実際にみてみると腰より肩や腕周りの方がこわばりが強い。職業柄荷物を運ぶので右腕に力が入るとのこと。姿勢も右にひっぱられている。
■調整
初回
まずは検査がしやすいように余計な反射を取っていく。
この時点で腰周りの動きはよくなるが肩の動きがまだ悪い
2回目 腰自体はそんなにもどっていなかったが腕や肩が戻っていた。この時点で腰よりも上半身の影響が強いかと思われた。
4回目 これまで腕の方を中心に施術。この時点で朝の痛みも半分ぐらいになっていた。
6回目 腕の張りが無くなり、腰はスムーズに動くようになっている。若干の痛みはあるが最初の痛みはほぼ無くなっていた。
■現在
月3ペースで現在も通院
現在は腰の痛みはもう無い(仕事で疲れるとたまに出るぐらい)このケースでは腰というと脚周りが原因のようだが
腕から来ることもあるというパターンだった。こういう場合は腰にいくら電気をかけたりもんだりしても改善されないことが多い。
変化が出ない場合は往々にして違うところに原因があることが多い。
なかなか改善されない腰痛、肩こりありましたら、一度ご来院されてみてはいかがでしょうか?