症例報告

走ると膝が痛くなる１０代女性。陸上部で走ると膝が痛くなる
形外科でレントゲンを撮るも異常なし原因が分からずに来院されました。

検査

まずは膝の検査から、膝の可動の検査では特に問題は
無かったがひざ裏から内側の筋肉の緊張が強かった。
骨盤は患側の骨盤が後傾しており、荷重がかかっているように思われた。
同足の足裏の緊張が強かった。

治療

初回

検査からおそらく膝の問題よりも他からの負担から来ているものと思われたので
離れた足から診ていった。足のつき方のクセで外側小指側に荷重がかかっていたので
緊張を解いて、骨の動きをつけた。

２回目

走った後の痛みが何割か軽減していた。引き続き足の裏を中心に
脛や踵など負担がかかって硬くなっている所を正常に近づける。

４回目　痛みは４分の１以下になっており、膝の緊張も初回よりだいぶ良くなっていた。

５診目　自宅でも足裏のケアを伝えて悪化を防ぐと同時に残った場所を正常にして行った。

現在　状態は良く走っても問題なくなっている。部活後のケアに２，３ヶ月に１回
状態を見せに来院されている。

今回も痛いところに原因が無く離れた場所（足関節から下）に問題があったケースの１例でした。