放置は危険!想像以上に大きいo脚による体への悪影響
スーツをかっこよくきこなせなかったり、スカートをはいてもモデルさんみたいに可愛く着こなせなかったりO脚っておしゃれさんには中々悩ましい問題ですよね。
でもO脚は人口の7割の人がなってるって言うし、痛みも不調も特にないし見た目も別に気にならないからそのままでいっか。笑
なんてそのままほたってる人も多いはず。
確かに、O脚のせいだ!と実感できるような不調ってありませんよね。
でももし、今あなたの身に起こってる不調がO脚のせいだとしたら・・・?
O脚によって起こる不調
・生理痛
・便秘
・骨盤の歪み
・下半身太り
・疲れやすい
・肩コリ
・腰痛
・将来的に関節痛やしびれ
・冷え性 etc・・・
なかなかO脚と関連付けにくい症状もありますね。ですが実際来院された方の中にもO脚矯正を目的として来院され、施術をしていくうちに上記のような不調も一緒になくなってきたという方が多くいらっしゃいます。
なぜ足が歪むことでこの様な不調が起こるのか、まずは足の役割を振り返って考えてみましょう。
足の役割
・歩く、走るなどの移動手段
・上半身を支える
・重心をコントロールしバランスをとる
足の役割といってまず浮かぶのはやっぱり「移動」ですね。当たり前のように歩いたり走ったり、目的地にたどり着くために欠かせない動作ですよね。
この「歩く」という一見シンプルな動きの中にも着地時の衝撃を吸収→砂利道・コンクリート・坂道など地面の状況に合わせる→前に進む為にバネとしての役割、としっかり前に進めるようにひとつひとつ細かい役割があります。
足の指は特にバランスを保っていられるように、親指は体を支えたり歩く時の馬力として、小指は体が横にぶれたり倒れたりしないように重心をコントロールしています。
このように体を支えている足の関節の動きが悪くなったり、変形や筋力が低下し体を支える為の正しい足の使い方ができなくなると、体はバランスを補うために無意識のうちに他の筋肉を使い始め、間違った筋肉によって補ったバランスはまた別の歪みを引き起こしそれが肩コリや腰痛などの不調へつながってしまうわけです。
正しい姿勢
◎重心
正しい姿勢で立っているとき、理想の重心の位置はご存知ですか?
人の重心は仙骨(第2仙椎)のやや手前、画像の赤丸の部分が理想の位置になります。
◎正面から見たとき
鼻―みぞおち―へそ―恥骨の真ん中―両膝の間の中心―両内くるぶしの間の中心が一直線
ふとももの付け根・ひざの内側・内くるぶしがくっつく
◎横から見たとき
みみたぶ―肩―大転子―膝関節―くるぶしが一直線で直線上に指先がある
モデルさんのようにラインを綺麗に魅せる美しい姿勢と、正しい姿勢というのは違います。
左右のバランスよく安定しているか、疲労しにくい姿勢であるか、体にとって一番負担がなく立っている状態というのが理想です。
綺麗に見せたい、綺麗に見えればそれが正しい姿勢だ、と間違った姿勢をキープしようとしていませんか?
自分の姿勢は鏡で簡単にチェックできるので、一度見直してみましょう。
O脚の人はどんな姿勢?
ではO脚の人はどんな姿勢になってしまっているのか、チェックしてみましょう。
・足が内反し指先でふんばれず重心が外側に(靴底がいつも外側が減る)
・ふともも―ひざの内側―内くるぶしがくっつかない
・骨盤が後傾もしくは前傾(下っ腹がでる・反り腰など)
・ひざが曲がっている(仰向けで寝た時ひざ裏が床につかない)
・ひじが屈曲し横からみたときに手が直線上よりまえにでている
・猫背
正しい姿勢と見比べると全然違いますね。
足首のゆがみをカバーする為にひざが、ひざのゆがみをカバーする為に骨盤、骨盤の為にひじ・・・このように1つの歪みを補うために体全体が歪んでいき、様々な症状や悩みが生まれてきます。
O脚になる原因
・足を組む
・立っているとき片足重心
・ねんざや靭帯損傷などの外傷
・かばんを持つ手がいつも同じなど偏った生活スタイル
・骨の変形
生まれた時からの骨の変形やけがによるゆがみじゃなかなか自分で治すには難しい部分もあります。しかしそれを除いた大半は普段の生活習慣から歪みが起こったり悪化していることがほとんどです。ストレッチや歪みの矯正ももちろんですが、普段のクセも見直してみてください。
まとめ
見た目なんか気にしないから大丈夫―ってほたっていたあなた。
O脚になってることで体全体がどのように変化しているか、またどんな不調が起こるかわかって頂けましたでしょうか?
どんな環境でも真っ直ぐ立っていられるよう体を支えている足、だからこそ足が歪むと体も一緒に歪んでいってしまいます。
実害がないから大丈夫と気に留めていない場所でもとつひとつ歪みを整えて、いつまでも元気で健康に過ごしていける体作りを目指していきましょう♪