揉んでも治らない!その肩こり、ストレスが原因!?
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「ちょっと揉んで~」
これは私の10年来の友人Sが会うたびに言うお決 まりのセリフ。またか・・・と思いながらも放ってはいられない訳で揉んであげたり首の矯正をしたりするんですよね。
仕事はデスクワークが主でパソコン作業が多く眼や肩、腰にもきているらしく、本人も時間がある時はマッサージを受けてたりするようなんで画その時は良くても慢性的な肩こりはなかなか取れないみたいで・・・。
皆さんの中でも慢性的な肩こりに悩んでいませんか?
最近はストレス社会などと言われていますが、
ストレスが原因で肩こりになることが多いようです。
今回はストレスがいかにして肩こりが起こるかのメカニズムを追ってみたいと思います!
■長時間勤務などによりストレスが増えることでコルチゾールというストレスホルモンの分泌が促進されることで
交感神経が優位になります。
ここで自律神経について解説していきます。
自律神経とは交感神経と副交感神経の二つに分けられ
交感神経は「動」
副交感神経は「静」
とに分けて考えると分かりやすいのですが
「動」は活動している時、緊張している時、ストレスを感じているときに働きます。仕事・家事・育児・運動・勉強などをしている時です。
呼吸数・心拍数は増えて、筋肉が硬くなって、血管は細く収縮します。活動モードになっているのですぐ反応できる体勢になっています。
「静」が働くのは主に夜。眠っているときに働きがピークですが、その他にも、食事中、お風呂に入っているとき、ゆったり気分でリラックスしているときに働きます。
心拍数は落ち着いて、筋肉も緩んで、血管も仕官します。イヤ長などの消化器系の働きが盛んになるので、栄養や吸収や老廃物の抽出といった働き、つまりは新陳代謝、疲労回復、怪我などの修復をおこなって、元気な身体に戻す作業をする時間です。
ストレスが溜まり長く交感神経が優位な状態が続くと・・・
● 熟睡できない
● 朝起きてもダルい
● 血行不良
● 免疫力低下
そのせいで仕事や家事の効率が落ちる
↓
ミスが増える
↓
ストレスが更に溜まる
などの悪循環に陥ってしまいます!
だから友人のSはストレス発散で買い物依存になりついにカード支払いに追われ更にストレス増で肩こりも倍増し
「痛い」となっているのかも!?
そもそもなぜ「痛く」なるの?
ということで交感神経優位の状態が続くと血管の収縮が続き血行が悪くなり筋肉名では酸素不足と「乳酸」が溜まり
それがきっかけで痛みを感じやすくするプロスタグランジン等の物質が発生します。その刺激が痛みの信号となり、
神経を通じて脳に伝わって痛みとして感じられるのです。
ではどうしたらこの悪循環を断つことが出来るのか・・・。
今回は栄養の面から迫っていきます。
ストレスが溜まると消耗しやすい栄養素があるって知っていました?
例えばビタミンCはストレスを跳ね返す働きに関与しているため
普通の3~8倍失われるんです!
ということでストレスに打ち勝つ栄養をご紹介いたしましょう。
カルシウムやマグネシウムは丈夫な骨や歯を作るだけでなく、神経の過剰な興奮を鎮め、血管の収縮や筋肉の活動、ホルモンの分泌などに必要です。
カルシウムを多く含む食材は 小魚、小松菜、牛乳、チーズ、ブロッコリー、わかめ、海老の佃煮など。
マグネシウムは昆布、海苔、ナッツ類、大豆、ハマグリに多く含まれています。
ビタミンDも一緒に摂ると、カルシウムやマグネシウムの吸収率が高まるのでオススメ!
私はヒジキをよく食べるのですが、カルシウムとマグネシウムが絶妙なバランスで配合されているのでお惣菜で迷ったら是非ヒジキを選んでください!
ビタミンB1は、脳の働きを活発にしたり、筋肉疲労、血行疲労、魔性神経の傷の回復を手助けをしてくれ不足すればイライラしたり、一日中眠いということも。
ビタミンB郡のサプリメントなら一度に摂取できるので疲れたときなどはよく飲んでいます。
ビタミン・ミネラルを強化して頂きながらそれだけでなく「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」と一緒に摂取することでより働きやすくなり効果的なんです!
今回は栄養を中心に解決策を述べましたが、運動や休養もしながらストレス管理をしていきましょう。
もし、それでも「やっぱりまだ痛い・・・」ということなら