O脚の治し方と原因とは?
日本人はO脚の人が多いと言われています。
一説には女性の7割から8割はO脚とも言われています。
以前より遺伝や姿勢など色々な原因が上げられてきましたが
遺伝のように先天的なものよりも後天的な原因が多いのです。
人間は悪くもなりますが、元に戻ろうという自然治癒力は
いくつになっても無くなることはありません。
ということはO脚も元に戻るという事です。
姿勢との関連性
O脚の人は基本的に姿勢が悪いという事実があります。
これはO脚が決して足だけの問題ではないということを意味します。
足から見て行くと
O脚の人は基本的に外足加重になるので
脛の外側が異常に張っています。
足首も外にねじれていてその補正により膝も内側にねじれます。
さらにその上の腿もねじれが生じ
膝の皿が内側に向いてきます。O脚の人は外股のイメージがありますが
実際は内側にねじれている人が大半です。
するとさらに上に上がり
骨盤が開いてきます。O脚の人のお尻が大きかったり下半身太りを伴うのは
これが関係しているとも言えます。
さらに前後で見て行くと
前に加重がかかりやすくなっていて
後ろの腿より前の腿がだいぶ張っているのが分かると思います。
特に股関節の付け根が筋肉が盛り上がるほど緊張が強くなっている人もいます。
前に加重がかかることで
反対側の後ろ側のお尻の奥の筋肉が使われなくなり弱化します。
すると筋肉の強弱により骨盤が前に引っ張られて
前傾し出尻のような状態になります。
それを補正しようとして今度はそり越しになり
巻き肩から猫背そして首と顎が前に出てさらに姿勢が悪くなります。
このような流れでO脚の人は大体、反り腰だったり
猫背だったりするのです。
また今のは下からの話ですが上から
つまり首や背中、肋骨の原因で下に影響する場合もあります。
上記のことから人間の体はすべてつながっているということなのです。
だから一時的には良いかもしれませんが
根本的に体を治していきたいのならば悪いところだけや
O脚で言えば膝や足回りだけでなく他の補正しているところや
原因を見つけるとこが大事になってきます。
柔軟性をつけよう!
とはいえ自分の体を把握するのは難しいので
まずは基準となる足回りのストレッチや筋トレを行いましょう!
お尻周りを緩める
先ほどお尻には力が無くなると言いましたが
力がなくなるのはお尻の奥の筋肉で
外側の筋肉は(特に横の筋肉)は硬くなっています。
ここは緩める必要があります。
ポイントは硬いところを緩めて柔らかく力の
無い所を強化するということです。
柔軟性がある人と無い人では治り易さがだいぶ変わってきます。
お尻のストレッチ
座った状態で膝を抱えるようにして
足を内側に倒します。
お尻の外側が伸びているような感じがしたら成功です。
一番引っかかるところを探して30秒を三セット続けてみてください。
O脚改善法
お尻の筋肉が緩んできたら
1 まっすぐ立ってかかとをつけて足先の角度は20から30度
2 背筋を伸ばしてかかとに体重をかけます
3 膝の皿を外に持っていくように意識をして立ちます。
4 お尻に力を入れて骨盤の底を上に持ち上げるように力をいれます
(女性ならおしっこを我慢するようなかんじ、男性なら睾丸が引きあがるような感じで)
これが重要なところで
内股になっている体に閉める筋肉がつくとだんだんと外側に体が戻り
結果的に上に絞りあげるように膝が接近してきます。
O脚でもっとも重要なのはこのお尻の絞める筋肉だとも言えます。
これを行うことで姿勢も良くなってくるので
下半身太りやダイエット、冷え性、女性疾患などにも効果があります。
楽しみながら続ける
本当に良くなるの?という不安もあると思います
一番は続けること。少しの変化に喜びを見出し楽しみながら続けてみたください。
スピードは人それぞれですが必ず何かの良い効果はもたらされると思います。