Ｏ脚で気になるのは体型ですよね。
見た目は誰でも気になるし綺麗になるに越したことはありません。
今回はＯ脚と一緒に気になる所のダイエットについてです。
Ｏ脚を改善しながらお腹もスッキリ！

Ｏ脚とダイエットの関係とは

まずＯ脚は何が原因だと思われますか？
一番確信の所になりますが、一番は姿勢による筋力バランスだと言えます。

一般的に内腿の筋力不足や遺伝、骨の変位など色々言われています。
実際はどれも正解だとも言えますがこれは結果論になるかもしれません。

私は多くの患者さんを見てきてある共通の原因があることに気が付きました。
それが姿勢による筋力の低下です。
Ｏ脚の人の姿勢は基本的に前足に重心があり
反り腰の人が多く見られます。実はこれが一番の問題と言えるのです。

前足に重心が来る事で前側の筋肉がどんどん使われ、逆に後ろ側の筋力が落ちて来ます。
特に落ちてくるのがお尻を閉める筋肉
骨盤底筋肉と呼ばれる場所なのです。

骨盤底筋

ハンモックのように下から背骨や内臓を支えている筋肉の集まりで
「ウィキペディア」では深会陰横筋、尿道括約筋、肛門筋、尾骨筋の４つを骨盤底筋群と
している。

また他の解剖学書などでは
肛門挙筋(恥骨直筋、恥骨尾骨筋、腸骨尾骨筋）、浅会陰横筋、深会陰筋、外肛門括約筋、外尿道括約筋、球海綿体筋、
坐骨海綿体筋の７つを挙げている

一般的な働きと役目は臓器の支持と排泄の制御に使われる

また
腹圧を維持するのにも大事な役割をしている場所で
上は横隔膜で支えられて圧がかかり、その圧を下から支えるのがこの骨盤底筋なのです。

この底の部分に力が無いと上の力を受けとめられず、床が抜けるように
体を支えきれずに、尿漏れをしたり体型自体がだらんとだらしない状態になってし
まいます。

骨盤底を鍛えて綺麗な体に！

Ｏ脚の話に戻ると、この骨盤底筋群が緩んでいるので足が内側に捻じれ
お尻が垂れて、内腿に力が入りにくくなり結果足が開いてＯ脚になってしまいます。

バネを上から引っ張って伸ばすようにこの底の支える部分が使えるようになると
体自体が上に伸びて、捻じれが無くなりＯ脚の改善や姿勢の変化
そしてお腹が凹みダイエット効果が得られるのです。

Ｏ脚を治して足が綺麗になるうえにお腹も凹んだらこんなに良いコトはありませんよね！
しかしこれは密接に繋がる大事なファクターなんです。

横隔膜と庭筋

これと対になり大事なのが横隔膜。先ほど上を支えているのが横隔膜の役目と言ったように下だけ強くなっても上とのバランスが悪いと良くありません。

一般的に腹式呼吸が良いと言われます、これはこれで大事ですし事実ですが
ろっ骨や横隔膜を使った胸式呼吸も大事なんです。

本来空気は肺にしか入りません。肺に入った時に横隔膜が下に押されて
結果的に腹圧が高まりお腹がふくらむのが腹式呼吸です。

この横隔膜を動かすのが一番大事な所になります。
試しに肋骨に手を置いて通常の呼吸をしてみてください。
その後同じく手を置いて大きく深呼吸をしてください。
肋骨の広がり方がだいぶ違うのが分かるのではないでしょうか？
本来はこれだけ大きく肋骨周りが動くのですが
ストレスにさらされた現代においては呼吸が浅くなり
横隔膜や肋骨の周りの筋肉がうごかせなくなっている人がほとんどです。

横隔膜と骨盤底筋の連動がポイント！

ではいよいよトレーニングです。
まずは膝を曲げて息を吸いながらお尻に力を入れてください。
お尻に力を入れると言われると思いっきりお尻の筋肉が緊張したり
腿の前側がピンと張ったりする人がいるかもしれません。

こうなったら失敗です。
お尻と言うよりも庭筋はお尻と恥骨の間ぐらいにあるので
女性で言うと尿を我慢する感じ、男性だと睾丸が引き上がる感じと言う方が
正解に近いです
。

自分では感覚が掴みにくいかもしれませんが感覚としては上記の感じ
実際はそんなに動いている感覚ではないと思います。

２つ目は
膝を曲げて鳩尾に手を置いて息を吸いながらその手が鳩尾の中に入って行くぐらい
横隔膜を引き上げてください。

これで上と下の筋肉が意識されて正しく横隔膜と庭筋が使えるようになってきます。

まずはこれを寝る前にでも最低３回は行ってください。
色々やりたいかもしれませんがしばらくはこの訓練をしてください。

これが出来るようになったら第２ステップに進みますがそれはまた後日お知らせします。
正しい使い方をしないと余計な所に力が入って逆効果にもなりかねません。

一番は専門家の元で指導してもらいながらやるのが安全でベストです。

しっかりケアして綺麗な体へ

骨盤底筋を鍛えて足もスラッと姿勢も良くなり
お腹も凹ませ来年の夏に向かいましょう！

いまからしっかりケアをすれば
きっと半年後は見違えるような成果ああるはずです。頑張ってみてくださいね。