誰もが驚く!整体師が解き明かすO脚の本当の原因
憧れのモデルのあの子みたいになりたくて、肌のお手入れをして、かわいい服でおしゃれして、高いヒールでスタイルをよく見せて・・・いろいろ努力をしているのにO脚のせいで理想に近づけない!頑張ってみたけどどうにもならないO脚に悩まされている女子も多いはず。
O脚って治せるの?どうにもならないんじゃないの?そんな悩める女子のみなさん、内臓は元気ですか?

O脚って?
O脚とは足をそろえて立った場合に両膝関節の間が開く状態のことで「がにまた」や「内反膝」などともいわれます。本来であれば左右のくるぶしと膝がくっついているはずなのにそこの空間ができアルファベットの「O」のように歪んでいる状態ですね。
原因は筋肉の衰弱や骨格上の問題などさまざまです。力を入れてくっつけようとしたり、筋肉を鍛えたりといろいろ努力したけどほとんど効果がなくてあきらめかけている方は内臓に原因があるかもしれません。
体のしくみ
◎内臓の在るべき位置
生活習慣の乱れやストレス、暴飲暴食などが重なると内臓が元気に働けるキャパシティをオーバーしてつかれてしまいます。
内臓にはそれぞれにここ!という決められたポジションに配置されていますが、内臓が疲れると決められた位置に留まることができず、下がったりします。
どういうこと?って思うと思いますが、例えば胃下垂。
胃下垂は暴飲暴食やストレスで負担がかかり上手く消化できなくなって食物が溜まったり、胃を支える筋肉が弱くなることで胃がのびてしまいます。本来胸の下にあるはずの胃ですが、ひどい時はへそや骨盤にまで下がる場合があります。
◎内臓と筋肉の関係
どこか体が悪くなったとき「反射」という現象が起こることがあります。ストレスや使いすぎなどで、どこかが悪くなったとき、その悪くなった場所に影響されてほかの内臓や筋肉に2次的に痛みやゆがみなどさまざまな症状として現れる現象です。筋肉が悪いことで内臓に影響がでたり内臓が悪いことで筋肉に影響がでたりさまざまなパターンがあります。
この、2次的に悪くなった部位というのは厄介で、影響を及ぼしてきたところも良くしないとなかなかよくなりません。
内臓とO脚のつながりは?
では以上のからだのしくみがO脚とどのように関係するのでしょうか。
「この筋肉が弱るとO脚になりやすい」と言われる筋肉があります。それは「内転筋」です。
内ももにあり、骨盤の前面にある「恥骨」から始まって大腿骨に繋がっている筋肉や、骨盤の背面にある「坐骨」から始まって大腿骨に繋がっている筋肉などいくつかの筋肉で構成されています。この筋肉、主に両脚を閉じるときに使われる筋肉ですが、骨盤を正しい位置に保つ役割もあります。
先ほどのからだのしくみでお話したように弱った内臓は下がってくるので骨盤に歪みが起こります。内転筋と骨盤はくっついているので骨盤がゆがむとそれに影響されて内転筋に力が入らなくなり、ヒザが開き気味につまりO脚になってしまいます。
こうなると、力の入らない内転筋を鍛えることもそうですが内臓を元気にしてあげる必要があります。
内臓に負担がかからない為に
◎あなたの生活習慣は乱れていませんか?
暴飲暴食や偏った食生活、お酒は内臓に負担がかかります。またひとは寝ているときに回復しようとするので睡眠時間が短かったり、寝る直前に食べたりすると内臓や体が休むことができず疲労がどんどん蓄積されてしまいます。
まずは生活習慣を見直して内臓を元気にしてあげましょう。
筋肉のケアで脱O脚への近道
いすに座るときに足が開いてしまう方は内転筋が弱くなっています。このような方は足の外側の筋肉を使っていて足の親指でのふんばりが効かず、小指ばかりに重心がかかっているので小指を優しくもみほぐしましょう。

次に画像の赤い部分、小指と薬指の骨の間も特に負担がかかっているのでしっかりともみほぐしてあげてください。
過剰に負荷がかかり硬くなった筋肉によって外側に引っ張られることで外側にかかっていた重心も、ほぐして引っ張りをなくしてあげることで正常な重心の位置に戻りやすくなります。
まとめ
O脚の原因は足だけじゃなくて、内臓も大きく関わっています。足のケアや姿勢などももちろん大事ですが、食事などの生活習慣も見直して、理想のスタイルを目指していきましょう♪
